桑原翠邦先生書作品
創作表具 「小林一茶」より
◉サイズ:約91×35.5センチ
◉天皇陛下にも御指南された桑原翠邦先生が、88歳に書かれたとても貴重な作品です。
◉表具は、正絹最高級表装、
【現代の匠 創作表装・表具小林雅尚堂】さんです(画像8〜9枚目)
◉桐箱入り(画像4枚目)
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【桑原翠邦 くわはらすいほう】
1906年、北海道河西郡帯広町(現在の帯広市)に生まれた。1921年、札幌鉄道教習所に入学し、大塚鶴洞に師事したことで、書を意識するようになった。また、後に同じく書家となる金子亭、三宅半有とも鉄道教習所時代に出会っている。1924年に鉄道教習所を卒業し、職に就くが、川谷尚亭、比田井天来が相次いで北海道に来遊、彼らから上京を勧められたことで、金子とともに1932年に上京、以降比田井天来に師事した。翌年、上田桑鳩が中心となって結成された書道芸術社に参加した。
戦後は書壇と一定の距離を置いた一方で、師天来と同じように桑原も全国各地を遊歴して書を頒布し、天来の書法を広めることに努めた(ここから、旅の書家とも言われた)。現在でも桑原の書が各地に数多く残されているという。
1972年、東宮御所書道御進講となった。
1995年3月27日に死去した。なお、1995年に桑原のインタビュー、揮毫の様子を撮影した映像が残されているが、桑原は映像中で「平成七年(1995年)三月十九日」と書いており、最晩年まで矍鑠としていたことが分かる。
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